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NVC記録:補足 [7-3 MBA留学中:School]

NVCが終わって、何だか興奮が冷めやらないので、今回の一連のプロセスを通して感じた事をいくつか書きとめておく。
1つは何か新しいビジネスを始めるに当たって、戦う土俵と、戦い方を選ぶのはとても大事なんだとの再認識。戦う土俵とは対象とするマーケットは何なのか、と言う事。特に言うと、その規模と成長性。マーケットの規模が大きければ大きいほど、また、そのマーケットの成長率が高ければ高いほど、成功する確率は格段に上がる。これってすごく重要なことで、この入口時点、どの土俵で戦うのかという意思決定によってビジネスの成功確度は否が応でも変わってくる。

もう一点は戦い方。これは2つあって、1つは差別化。既存のプレーヤーと何が違うのか、どの様なポイントで自社を差別化するのか。で、もう1つはその差別化はsustainableなのかどうか。はい、MBAに行っている方はすぐ分かると思いますが、まさに競争戦略論の競争優位性の維持、そのもの。従って、sustainable competitive advantage over competitorsは何なのかって事ですな。Sustainableで分かりやすいのは特許などのintellectual propertyや、限定的なリソースを既に押さえている事や顧客との独占契約を結んでいること。これらのマーケットと永続性のある競争優位性を持っていると言うのはビジネス上、本当に強い。

また、NVCを通して投資家から質問を受けると、彼らがどんなポイントを見ているのかが、良く分かった。上記にあげたマーケットや競争優位性の話もそうだが、個々のメンバーのバックグランドや解決しようとしている問題の大きさ&深さ。リターンの大きさももちろん見ている。質問も大きく分けると2種類あって、does this idea work?、つまりこれってビジネスとして成り立つの?、と言う点が1つと、もう1つはthen, how does it work? じゃあ、どうやればいいの?、または考えている方法できちんとできるの?と言う質問。まずは最初の質問をクリアーしないと、2つ目の質問が来ないので、受けた質問により、審査員の理解、興味レベルが分かる。

ちょっと話題を変えてチームダイナミクス。いやいや、本当に色々とあったなあ。たかが9週間と言う短い期間だけど、本当に色々とあって、リーダーシップに関して多くの事を学びました。今回は5人のチームだったんだけど、どこまでブログに書けるか分からない(いいか、書いちゃえ)、9週間の中でメンバーの1人がプライベートで物凄くショックな事があって落ち込んだり、ひどい風邪を引いて、なかなか思うように動けないメンバーが出たり、モチベーションが下がってしまったメンバーがいたり、等々、本当に色々とあった。

今でこそ笑って話せるけど、その時、その時はこいつとどの様に接すれば一番、モチベーションが上がるだろうか、と常に一発勝負で、色々と頭の中で考えました。中には、対立する意見の中、リーダーとして決断をしなければいけない事も多く、それを如何にきちんと理由を伝えて、納得した上でアクションに移せるのか。良く考えると、今までの商社の業務の中ではその様な意思決定を行う事は余りなかったので、自分のリーダーとしての言葉、行動、全てが問われる感が、実は物凄く面白かった。

また、言動の一貫性の重要性も再認識した。メンバーは結構、きちんと見ているので、別の場面で違った事を言ったり、自分が過去に言った事と違った事を行ったりすると、チームのモチベーションに大きく影響が出るんだと言う事も体感しました。

もう1つはやはりチームメンバーは妥協してはいけないという点。今回、メンバーを選ぶに当たって多少の摩擦を起こしたのだが、その摩擦を起こしてででも、このメンバーにして良かったと感じた。個々人が持つ得意分野、性格が若干、違っていて、本当に良い組合せだったと思う。また、モチベーションの高さはスキルの未熟さを補うのだ、と言う事も良く分かった。経験やスキルで選ぶよりも、特にスタートアップの場合は、やる気で選んだ方が遥かに戦力になる。

細かい点では5名のメンバーの内、2名は1年生だったので、このNVCと言う一連のプロセスにおけるノウハウを次の世代に伝え残す事ができて良かった。これらの1年生は自分のレジュメにNVCファイナリスト、と書けるだろうし、来年、またNVCにチャレンジするにしても、プロセスやジャッジの見方等を熟知しているので、かなり有利なポジションにいるだろう。

いずれにしてもメンバー4名とはこの9週間、本当に濃い時間を一緒に過ごせたので、その”絆”がChicago GSBでも作れたのが、やはり嬉しい。前の会社にいた時もそうだが、こういう何か新しい事をやろうとする時の戦友と言うのは本当に関係が深くなって、後々になっても、笑いながら苦労話が出来るのである。

最後に自分について。今回の一連のプロセスで、やっぱり自分は事業が、オペレーションが、新しい事の立上げが好きなんだって事がよおおおおく分かった。一時期はVCなどの投資家サイドに回る事も考えたが、多分、だめだな。オレの性分にやっぱり合っていないと思う。タイプとしては絶対にVCではなく、スタートアップのオペレーション側だろうと思う。こんな事が卒業の2週間前に分かるなんて、自分はなんて気付きが遅いんだろう…。

さて、卒業後の進路もそろそろ決めなければいけないなあ。

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